2017年 12月 29日
虫歯を削ってつめる治療 |
虫歯を削ってつめる治療(レジン修復)
歯科医院で最も日常的に行われる治療の一つです。誰もが経験した事があるのではないでしょうか?白い詰め物にはプラスチック、樹脂、コンポジットレジン、レジン等の言い方があります。
細かいところまで正確に行うとやはりこの治療も大変難易度が高い治療です。初期の虫歯にはこの治療が第一選択ですが、この段階で丁寧に治療していなければ気づいた時には歯が痛み出して神経を除去する段階まで進んでしまいます。細心の注意をはらって治療する必要があります。
レジン修復の最大のメリットは健康な歯の部分を最大限に残し、虫歯だけを削って修復(MI治療ともいいます)する事ができる点です。デメリットは長い年月とともにレジンが磨り減ってしまうので、虫歯などで健康な歯の大部分が失われた場合には不適当です。あとは治療中にレジンが唾液等の水分に一滴でも触れると失敗してしまうという難しさもあります。
レジン修復を成功に導くための大事なポイントは
- 虫歯を完全に除去する
- 接着材をつけた後、治療終了までレジンが絶対に唾液に触れない
マイクロスコープを使用して細かくチェックしていれば、唾液に触れる直前にわかりますし、レジンが歯に接着しているかどうかも分かります。治療が適切におこなわれたかどうか把握できるため歯科医師・患者さん共に安心感があります。
by uka-micro
| 2017-12-29 22:43
| 院長コラム